残業の少ないメーカーって?

メーカー勤めのサラリーマン、残業が当たり前なんて本当に当たり前かもしれません。
日本におけるメーカーは本来の日本人の気質にも影響され、残業がゼロなんて理想郷かもしれません。
そんなメーカー勤めにとって、残業の少ないメーカーなんてあるのでしょうか。
少し考えてみましょう。

あるデータによると残業が少ない職種TOP5を見てみると4職種が事務・アシスタント系で、「事務職は残業が少ない」という定説に間違いはないようです。
しかし残業が多い職種を見ると、「映像関連」や「編集デスク」等のクリエイティブ系職種がトップ10のうち5つを占めています。
感性やアイデアを駆使してモノを創造する仕事というのを証明していますね。

モノづくりを担う職種であるメーカーの本業は、やはり「受注が多くあって」というのが仕事を続けていける大前提の条件と言えるでしょう。
そのため定時を越えた仕事、つまり受注率が100%を超えて生産されなくてはその本来の仕事を継続する事は難しくなるという事です。
100%を超えてからプラスアルファの利益が見込めるところからメーカーは成長を始めます。
という事は基本的に残業が無いメーカーは存在しないという事になります。

雇用形態を考え直す事が可能なのであれば、残業を減らす事は容易かもしれません。
しかし、今の日本におけるメーカーの位置付けは第一線を担っていると言っても過言ではないでしょう。
メーカーに関わるという事は残業は避けて通れない道とも言えます。

メーカーの中で残業の量を見てみると、医療関係のメーカーが上位にあります。
これは医療関係の製品(製薬含む)は大きな疫病等の発生以外は、安定した需要が見込めるからというところに帰属します。
加えて単価が比較的高くなるため、定時内での生産として設定されているようです。

逆に残業が多い、または多くなる可能性が高いのは自動車関連と言えます。
これは生産の体制や製品の性質にもよりますが、やはり一つの製品が出来るまでに多くの人や時間がかかっているからという事です。
この「時間と人」が多くなると、生産段階でのトラブルリスクも多くなります。
やはりトラブルで生産がストップすればその分就業時間を延長して対応するとなります。
さらに現在日本の車は売れ行き好調といえるため、増産体制であり残業の増減が目まぐるしい状況です。

メーカー自体の残業はゼロにはなりませんが、その中で残業を少なくしたいのであれば製品単位で企業を選択するのも一つの手と言えるでしょう。